パネル開いたまま米軍機飛行は「一般的」 米空軍が声明文


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 【中部】25日に機体側面のパネル(扉)が開いた状態で飛行し、米軍嘉手納基地に緊急着陸した大型輸送機C17グローブマスターについて、米空軍第18航空団は26日、「このような飛行は安全、正常かつ一般的」だとする声明文を発表し、運用の安全性を強調した。今回の件はあくまで「予防着陸」だとする一方で、緊急車両が待機する中、着陸した理由については明らかにしなかった。

 米軍は、パネルが開いていた部分は「チャフやフレアなどの収納スペース」と説明。パネルが開いた状態での飛行と緊急着陸の関係性を否定した。その上で「嘉手納基地内のすべての関係部署と確認した結果、飛行前・中・後の部品落下・損失、また安全でない飛行手順はなかった」と発表した。