銀に輝く17.8キロのロウニンアジ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
11月16日、宮古島で17.8キロのロウニンアジを釣った菰田眞紀さん(フィードマン宮古支部)

 8月のバトルカップタマンで14・5キロの初ロウニンアジを釣り上げた菰田眞紀さん。その後も、フィードマン宮古支部長の花城周作さん達と共に大物に挑戦している。16日、花城さんほか数名で釣りに出掛けたが、昼間からの釣りで疲れていた菰田さんは、夜釣りではいつの間にか寝てしまった。満潮過ぎの午後10時頃、人の声と魚のアタリを知らせるセンサーの音で目を覚ますと、花城さんが巨大な魚とファイト真っ最中。寝ぼけながら応援していると、花城さんのもう1本にも大物がヒット。竿は、くの字に曲がり、リールから勢いよく糸が引き出されている。あっけにとられ見ていたら「おい!あんたがやれ!」と花城さんが彼女を指名した。無我夢中で、板バネから竿を外し、全力でフッキング。掛かった大物はすごい力と勢いで走り回る。

 花城さん用に強く締められたドラグと、慣れない右ハンドル。竿を持っているのがやっとの状態で、すぐに全身の筋肉が悲鳴を上げる。しかし師匠から託された竿を離すことは絶対許されない。耐えて、寄せての死闘を繰り返すこと15分。ついに水面に姿を現した美しい銀色の魚体は、彼女にとって2本目となる17・8キロのロウニンアジだった。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

11月17日、津堅島の港で90センチ・15.2キロのアーラミーバイを釣った仲間優さん
11月16日、西洲海岸で1.8キロのクブシミを釣った諸見里直樹さん

11月22日、宜名真海岸で52センチ・2.45キロのサンノジを釣った岸本秀隆さん
11月24日、浜比嘉島で96センチ・10.6キロのロウニンアジを釣った渡眞利淳弥さん(イエローライン)

11月12日、87センチ・5.9キロのホシカイワリを釣ったFECのわさび・しょうへいさん、62センチ・3.2キロのアカジンを釣ったヨーガリーまさきさん、グルクンを釣ったゴリラこうへいさん(セイブV)
11月13日、慶良間の磯で57センチ・2.94キロのトカジャーを釣った亀山朝次さん

11月25日、石垣島明石海岸で121センチ・25.8キロのロウニンアジを釣った仲里誠喜さん
11月5日、石垣島明石海岸で58.5センチ・2.86キロを筆頭にタマンを数釣った小島大護さん(御用屋)

11月14日、知念海岸で79センチ・7.9キロのアカナーと66.5センチ・3.9キロのタマンを釣った平良英雄さん(GFG)
11月22日、宜名真海岸で94センチ・13.8キロのアーラミーバイを釣った仲里紳さん