3日午後5時45分ごろ、那覇市首里崎山町で「木造平屋から煙が出ている」と近隣住民から119番通報があった。那覇市消防局の消防車など12台が出動し、同7時16分鎮火した。同消防局によると、この家には60代男性が1人で住んでいたが出火当時は外出中でけが人はおらず、延焼もなかった。同消防が焼けた範囲や出火原因を調べている。
焼けた民家の隣に住む瑞慶覧勲さん(83)文子さん(80)夫妻は「夕方6時前ごろに煙の臭いがした。2階に上がりベランダから外を見ると赤い火が出ていた。首里城の火災を思い出して体が震えた」と動揺した様子で話した。