プチプチ食感楽しめる! 海ぶどうのソフトクリーム登場 沖縄・糸満の養殖業が開発 塩気が甘さ引き立てる


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 養殖海ぶどうを生産・販売する日本バイオテック(糸満市)は、採れたての海ぶどうをソフトクリームに練り込んだ「生 海ぶどうソフトクリーム」を開発した。養殖場に隣接する同社のカフェ「海ぶどうと海ぶどうソフトのお店“ぷちぷち”」(市真栄里)で2日から販売を始めた。

 海ぶどうの塩気がミルクソフトクリームの濃厚な甘さを引き立て、海ぶどうのプチプチとした食感も楽しめる。同社は2009年に「海ぶどうアイスクリーム」を開発したが、海ぶどうが凍ることで食感が失われる課題があった。試行錯誤を続け、食感を残したままソフトクリームに練り込むことを可能にした。

 注文を受けてから機械に入れてソフトクリームと混ぜ合わせるため、その日の朝に採れた海ぶどうを味わえる。日本バイオテックの山城由希営業統括部長は「観光客だけでなく、地域のものを沖縄の人にも味わってほしい」と話した。

 価格は税込み500円。