オスプレイ墜落、米軍を不起訴 那覇地検 米側、操縦士の氏名提供拒否


この記事を書いた人 問山栄恵
2016年12月、名護市安部の沿岸に墜落し大破した米軍普天間飛行場所属のオスプレイ

  米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが2016年に名護市安部の海岸で墜落大破した事故で、那覇地検は11日付で不起訴処分とした。中城海上保安部が9月24日、氏名不詳のままオスプレイを操縦していた機長を書類送検していた。

  外務省の川村裕沖縄担当大使は10月の県議会議員との面談で、米側が米国内のプライバシー保護法を理由に操縦士らの氏名提供を拒んでいたことを明かしていた。【琉球新報電子版】