肉体美、盛祐一郎さんが全国準V ベストボディ大会 ジム経営、体脂肪率3%まで絞る


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「ベストボディ・ジャパン2019」のミドルクラスで準優勝に輝いた盛祐一郞さん(右から2人目)=11月17日、東京都内(一般社団法人ベストボディ・ジャパン協会提供)

 【浦添】肉体美を競う大会「ベストボディ・ジャパン2019」(一般社団法人ベストボディ・ジャパン協会主催)がこのほど開かれ、30代男性の部で、沖縄県浦添市でパーソナルジムを経営する盛祐一郎さん(30)=宜野湾市=が準優勝に輝いた。初出場での好成績ながら、盛さんは「筋肉量で負けていた。悔しい」とさらなる高みを目指している。

 このコンテストは元格闘家の魔裟斗さんがスーパーバイザーを務め、2013年から毎年開催している。筋肉の引き締まり方やポージング、ステージ上での所作などが審査される。

 盛さんは美容師を経て、4年前にジムを開いた。トレーナーを務める傍ら、自身も筋トレ。「勉強のつもり」で今夏、「ベストボディ・ジャパン」大阪大会に出場したところ、優勝。身長185センチの長身ながら、体重75キロ、体脂肪率3%まで絞り込み、11月17日、東京での日本大会に臨んだ。

 30~39歳男性のミドルクラスには、地方予選を勝ち抜いた65人が出場。盛さんは予選のフリーポーズで、体をひねり、自信のある肩の筋肉を見せつけた。決勝は規定のポーズを繰り返し、準優勝に輝いた。「うれしいが、優勝者とは筋肉量にかなりの差があった」と盛さん。「体作りは日頃の積み重ね。健康的な体を作り、もっと実績を上げたい」と話し、肉体美に一層の磨きを掛ける。