首里城火災、辺野古 玉城デニー知事の今年の漢字は?


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玉城デニー知事

 玉城デニー知事は13日の定例記者会見で、2019年を表す漢字を問われ「挑戦の『挑』、挑むという字を当てたい」と述べた。理由について玉城知事は、辺野古新基地建設を阻止するための取り組みを挙げ「(全国での)トークキャラバンやフジ・ロック・フェスティバルで『沖縄の問題を一緒に考えてください』と問い掛けることにも挑戦した」と説明した。

 また、10月に訪米し、連邦議会議員らに辺野古新基地建設計画の見直しを訴えたことに触れ「米国市民をはじめ、米国議会の皆さんに辺野古新基地建設にかかる問題点の実情を伝えた。国防権限法が議論されている最中にあって、国防総省や会計検査院に基地の運用に懸念がないか、調査してほしいと求めたこともチャレンジングなことだった」と述べた。

 さらに焼失した那覇市の首里城再建も挙げ「必ず復旧することに全身全霊をもって臨んでいきたい。自画自賛ではないが、いろいろな場面に私の挑むということが表れていた1年だった」と話した。