仲宗根祥仁、中学男子初V果たす ハイビスカス杯ゴルフ伊江島大会 前半ミス連発も…


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終18番ホールでティーショットを放つ仲宗根祥仁=15日、伊江島CC(金城幸人通信員撮影)

 【伊江】第8回ハイビスカスカップ小中学生ゴルフ伊江島大会(主催・伊江村、共催・琉球新報社、伊江島カントリークラブ)が15日、伊江島CC(中学生・小学生高学年3109ヤード、小学生低学年2455ヤード、ともにパー58)で開催された。中学生男子は仲宗根祥仁(久志3年)が1オーバーの59で初優勝した。同女子は石原渚裟(同)が1アンダーの57で初優勝した。来年7月に北海道で開かれる「ヨネックスノースジュニアゴルフカップゴルフ大会」の出場権は県勢2年生の最上位だった田川隼禎(久志2年)と小潮川せり(同)が獲得した。小学生高学年男子は呉屋陽星(北美5年)が65で制し、同女子は平仲朱那(琉大付アカデミー6年)と仲村梓(美東6年)のプレーオフを仲村が制し、2連覇した。同低学年は呉屋萌々子(北美3年)が63で優勝した。大会には57人が参加した。

後半で調子取り戻す

 仲宗根祥仁は3バーディー4ボギーと出入りの激しいゴルフとなったが、2位に4打差を付けて初優勝を果たした。

 前半はパットの調子が上がらず2、8番でボギーとしてしまい、なかなか伸ばせない。後半も二つのボギーがあったものの、12、15、17でようやくバーディーを取った。12番は第1打をピンそば50センチに付ける会心のショットも出た。「前半はミスが続いて流れに乗れなかったが、後半で次第に調子を取り戻した」と振り返った。

 ハイビスカス杯は小学5年で初出場し、高学年の部で優勝。中学の部はおととし2位、昨年3位、常に上位に食い込んできた。狙っていた中学最後の大会での優勝を果たし、笑顔を見せた。

 高校でもゴルフを続ける。課題は飛距離だ。「高校ではトレーニングやスイングの改良に力を入れたい」と前を向いた。
 (岩切美穂)


【中学生男子】
 (1)仲宗根祥仁  +1 59=31 28
 (2)田川 隼禎  +5 63=31 32
 (3)米須 清幸  +5 63=30 33
 (4)塩原琉之介  +6 64=33 31
 (5)照喜名朝昇  +7 65=32 33
 (6)長堂 佑思 +10 68=34 34
 (7)目取眞興太 +10 68=34 34
 (8)神谷 健心 +10 68=34 34
 (9)阿慶田海星 +10 68=33 35
(10)樋口 大弥 +12 70=33 37