女子初栄冠の石原渚裟、唯一のアンダーも自己評価は「70点」 ハイビスカス杯ゴルフ伊江島大会


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 【伊江】第8回ハイビスカスカップ小中学生ゴルフ伊江島大会(主催・伊江村、共催・琉球新報社、伊江島カントリークラブ)が15日、伊江島CC(中学生・小学生高学年3109ヤード、小学生低学年2455ヤード、ともにパー58)で開催された。中学生男子は仲宗根祥仁(久志3年)が1オーバーの59で初優勝した。同女子は石原渚裟(同)が1アンダーの57で初優勝した。

後半の1番ホールでティーショットを放つ石原渚裟=15日、伊江島CC(金城幸人通信員撮影)

 インスタートの10、11番ホールで連続バーディーを取って幸先の良いスタートを切った石原渚裟だが、その後はスコアが伸びず、前半は2アンダーで終えた。折り返してロングホールの5番でピンそばに付けてバーディーを奪うも、7、9番でボギーをたたいた。

 なかなか乗れなかったが、スコアはしっかりとまとめ、出場57人中唯一のアンダープレーで、大会史上、中学生女子のベストスコアをマークした。それでも「自己評価は70点。スコアは良かったが、頑張ったらまだ伸ばせた」と満足しておらず、さらなる高みを目指す。

 優勝は第2回大会の小学生低学年の部以来。中学に入ってからはなかなか上位に食い込めず、今年は自分のプレーに集中することを心掛けた。念願の優勝に「応援に来てくれた家族やコーチ、友人のおかげ」と感謝した。
 (岩切美穂)


【中学生女子】
 (1)石原 渚裟 ―1 57=30 27
 (2)本間  渉 +1 59=29 30
 (3)小潮川せり +3 61=30 31
 (4)前里 奈々 +5 63=33 30
 (5)喜久山沙弥 +5 63=30 33
 (6)賀数 心南 +5 63=29 34
 (7)棚原 帆南 +6 64=30 34
 (8)花城 来香 +7 65=33 32
 (9)末吉 若菜 +7 65=33 32
  (10)與儀 小桜 +7 65=31 34