琉銀装い、SMSに詐欺メール 偽造画面に誘導、IDとパスワード入力させる 被害5件、479万円確認


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琉球銀行を装って送られてきた詐欺メール(琉球銀行提供)

 琉球銀行を装い、ショートメッセージサービス(SMS)を使ってインターネットバンキングのIDやパスワードなどを入力させ、不正に個人情報を入手する詐欺が18日までに確認されている。同行によると同日午後5時半現在、不正送金の被害が5件確認され、被害総額は479万8千円に上る。

個人情報を登録する偽造画面(琉球銀行提供)

 文面には「お客さまがご利用の口座が不正利用されている可能性があります」などと書かれており、同行のホームページ(HP)を装ったURLが記載されている。URLをクリックするとネットバンキングのIDやパスワードを入力する偽造画面が表示される。

 同行はHPで「SMS、電子メールでインターネットバンキングのID、パスワードを入力させることはありません」として注意喚起している。琉銀への問い合わせは営業統括部IT・チャネル戦略室(電話)098(860)3330。