カキ食べて東北支援しよう! 石巻産を出張販売、バーベキューも あすから新報1階で


社会
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8日から「出張カキ小屋牡蠣奉行」を琉球新報1階で開く同実行委の岡本航平代表(右)と中村将志さん=6日、琉球新報社

 宮城県石巻産の新鮮なカキを食べて、東北復興を支援する「出張カキ小屋牡蠣(かき)奉行」(地域活性・復興支援プロジェクト「かき小屋実行委員会」主催)が8~12日の5日間、那覇市泉崎の琉球新報1階広場「あじまーる」で開かれる。沖縄開催は2回目。カキ1盛り(約1キロ)が千円で提供され、バーベキューで堪能できる。実行委は「おいしいカキを食べて、良さを知ってほしい」と来場を呼び掛けている。

 石巻産のカキは、「世界の牡蠣王」と呼ばれた大宜味村出身の宮城新昌さんが養殖法を確立するなど沖縄と縁が深い。磯の風味が強く、そのまま食べてもおいしいといわれる。

 実行委の岡本航平代表は東日本大震災後、原発の風評被害などがあった東北のカキを食べてもらい、安全性とおいしさを知ってもらおうと2012年からプロジェクトをスタート。これまでに全国の約200カ所で開催してきた。

 6日に琉球新報社を訪れた岡本代表は「食べてもらうことで復興支援につなげていきたい。沖縄でどこよりも安くカキを食べていただけるので、ぜひ来場してほしい」と語った。イベントは午前11時から午後9時(ラストオーダーは午後8時半)まで開かれる。