航空利用、年末年始3・6%増 5社、9連休で旅行需要高く


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 沖縄関係路線を運航する航空5社は6日、年末年始(2019年12月27日~2020年1月5日)の利用実績を発表した。旅客数は前年同期比3・6%増の56万4726人と好調に推移した。最大9連休となる日並びの良さで、帰省需要や旅行需要が高まった。沖縄発の路線でも搭乗率の高まりが見られた。

 日本航空(JAL)は同2・2%増の11万3117人だった。県外発の下り線では、期間中のうち7日で搭乗率が90%を超えた。

 全日本空輸(ANA)は同7・3%増の28万3581人と好調だった。那覇―羽田路線で臨時便を1便運航した。

 日本トランスオーシャン航空(JTA)は機材更新に伴う提供座席数の増加などが影響し、同5・0%増の9万9830人だった。県外路線の搭乗率は全て8割を超えた。

 県内離島路線を運航する琉球エアーコミューター(RAC)は同1・6%減の1万5571人と前年並みだった。

 スカイマークは同1・0%増の5万2627人だった。