離党を決断した理由 進退は「話を聞いて判断」 下地幹郎氏一問一答 【IR汚職】


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IR事業を巡る汚職問題で離党届を提出したと説明する下地幹郎衆院議員=7日午後8時すぎ、那覇市おもろまちの事務所前

 下地幹郎氏と記者団との主なやりとりは次の通り。

 ―離党を決めた理由は。

 「党のイメージを考えると早めの離党をと考えた。本来なら、辞職の問題も相談すべきだったが、そこまで至っていない。まずは離党して、それから辞職の問題は決着をつけたい」

 ―結論を出す時期は。

 「今後もいろいろと話を聞かないといけない人がいる。(結論は)長くはかけずにやりたい」

 ―比例復活のため辞職すべきだとの声もある。

 「そういう声もしっかりと真摯(しんし)に受け止めたい」

 ―日本維新の会の松井一郎代表は辞職を求めている。

 「党の代表としてはそういう思いになるのではないか」

 ―後援会から辞職すべきだとの意見はあったか。

 「そこまで明確に話す方はいなかったが、私に対する同情の思いもあると思う。声なき声も聞いた上で判断したい」

 ―結論を出すまでに維新幹部や選挙協力を結ぶ自民、公明の幹部と会う考えは。

 「ない」

 ―後援会が辞職を求めなければ辞職の必要はないとの考えか。

 「そのような考え方ではない。今日の会合も非常に大事だが、まだ外にはいろんな空気や声があると思うので、そういったものも聞きながら決めたい」

 ―代表を務める日本維新の会県総支部の存続についてはどう考えているか。

 「當間盛夫幹事長と相談して決めたいが、僕は離党したので今後の形は幹事長が決める。ただ存続していかなければと思う」