沖縄市の養豚場でも豚コレラ(CSF)の発生が確認されたことを受けて、沖縄県は10日午後、県庁内で対策本部会議を開いた。玉城デニー知事は、豚コレラの感染が最初に確認された養豚場から10キロ圏内にある養豚場で家畜検査を実施する方針を説明した。県はこれまで3キロ圏内で調査していた。
玉城知事はワクチン接種について「周辺の感染状況を確認して、農家の意見も聞きながら検討したい」と慎重な姿勢をみせた。
県は10日、沖縄市の養豚場から豚コレラの陽性反応が出たと発表した。同養豚場の飼育頭数は2809頭で、全て殺処分される。【琉球新報電子版】