プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは10日、宜野湾市立体育館でメディア向けに練習を公開した。15日に沖縄市体育館で行われる滋賀レイクスターズ戦に向け、攻撃練習に多くの時間を費やした。
藤田弘輝ヘッドコーチ(HC)の下、新加入の選手らを含め攻守連係の動きを確認した。
藤田HCが攻守の戦略や考えなどを細かく説明しながら進められた。その後、5分間のミニゲームで得意とするリバウンドからの速攻や藤田HCが掲げる速攻性の高いオフェンス「リード&リアクト」を実践した。
滋賀は現在西地区4位。昨年末に行われた全日本選手権2次ラウンドで対戦し、終始主導権を握られ敗れている。天皇杯では4強入りするなど勢いに乗るチームで、藤田HCは「ゲームの入りを大事に、堅守から攻撃につなげ最後まで集中を切らせず自分たちのゲームをする」と15日の対戦を見据えた。
満原優樹は「外国人選手との一対一でまずはマッチアップして堅守を貫く。後は間合いを見て賢くプレーしていく」と的確なプレーを選択し、攻撃につなげていくとする。
岸本隆一は「まずは攻撃の起点になり、守備でも前からプレッシャーをかけていく。相手に多く打たせないよう守備から攻撃につなげたい」とリベンジを誓った。