玉城知事、ワクチン接種の可否を示さず 「感染状況を確認」


社会
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豚コレラの感染確認を受けて開かれた対策本部会議であいさつをする玉城デニー知事=11日、県庁

 沖縄県沖縄市内の養豚場で新たな豚コレラ(CSF)の感染が確認されたことを受けて、県は11日、県庁で対策本部会議を開いた。豚コレラまん延予防のためのワクチン接種について、玉城デニー知事は「周辺の養豚場の感染状況を確認した上で検討する」と述べるにとどめた。

 県内で豚コレラの感染が相次いで確認される中で、ワクチン接種の判断を先延ばしにした。豚コレラの感染拡大を懸念する県内の畜産関係者からは、早期のワクチン接種を求める意見が上がっている。【琉球新報電子版】