【与那原】13日の「成人の日」を前に、与那原町や那覇市など20市町村で12日、成人式が開かれた。華やかな振り袖や背広に身を包んだ新成人が、再会した仲間と人生の門出を喜び合い、社会への新たな一歩を踏み出した。
215人が大人の仲間入りを果たした与那原町では、町観光交流施設で式典が開かれた。式典で照屋勉町長は「自分自身をどう生かすかは、自分で決めることができる。これからの人生、物事に真摯(しんし)に取り組み、明るい未来を目指してほしい」と語り、新成人を祝福した。
新成人代表の上原翔さん(20)=沖国大2年=は「新たな人生の一歩を踏み出せたのは、無数の愛情をもって育ててくれた両親、先生方、地域のみなさまのおかげです」と感謝を伝えた。
沖縄県内では今年、1万6845人が新たな成人の仲間入りをする。【琉球新報電子版】