2月16日開催の第28回「2020おきなわマラソン」に向けて、公益社団法人県柔道整復師会(平良光政会長)は12日、大会当日に会場内で提供する無料テーピングの講習会を那覇市の県立美術館講座室で開催した。
約50人が参加。柔道整復師が実演し、マラソンに適したテーピング方法を専門学校生に指導した。
同会はランナーのパフォーマンス向上とけが予防のため県総合運動公園内の大会会場で毎年、出場者への無料テーピングを施している。今年も約70人が参加予定。同公園内で午前7時からスタート直前の同9時ごろまで、テーピングのサービスを提供する。その後、ランナーのケアで午後3時までマッサージなどを施す。
講習会で講師を務めた大里接骨院の當山喜久さんは「ランナーがけがなく安全に走れるように、マラソンに適したテーピングを心掛けたい」と話した。
講習を受けた琉球リハビリテーション学院(金武町)の仲与志鈴奈さん(19)は「一人でも多くの人に早く正確に巻けるよう、本番までに練習したい」と意気込んだ。