県立高校推薦は0・86倍 沖縄県 3427人志願、全日は0・88倍


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 沖縄県教育庁は16日、2020年度県立高校推薦入試の志願状況を発表した。全日制と定時制合わせて4008人(前年度比10人減)の推薦枠に3427人(同45人増)が志願し、倍率は0・86倍(同0・02ポイント増)だった。

 全日制は3884人(前年度比10人減)の推薦枠に3427人(同45人増)が志願し、倍率は0・88倍(同0・01ポイント増)だった。定時制は124人(前年度同数)の推薦枠があるが、志願者はいなかった。

 最も倍率が高いのは普天間高校普通科の2・74倍だった。次いで那覇国際高普通科2・73倍、球陽高理数科2・57倍、向陽高普通科2・50倍、コザ高普通科2・46倍の順に高かった。

 本部高、久米島高が地元の中学校を対象に実施する連携型入試は200人(前年度同数)の定員に113人(同39人増)が志願し、倍率は0・57倍(同0・20ポイント増)だった。与勝緑が丘中、開邦中、球陽中から、併設するそれぞれの高校へ進学する併設型進学者数は定員160人(前年度同数)に対し150人(同)だった。

 推薦の試験は17、20、21日に各校で実施する。結果は24日までに中学校校長を通じて本人に通知する。