本番まで体力づくり 宮古島市・前泊照美さん 〈聖火をつなぐ 2020東京五輪〉⑮


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前泊 照美さん

 「宮古にも聖火が来るなら」と思い立って応募した前泊照美さん(61)。主婦をしながら、宮古上布の織るためのブー(苧麻)を細かく裂いて織物糸としてより合わせるブーンミ(苧麻績み)の教室も開いている。「応募用紙にはブーンミのことばかり書いたので、ブーンミで受かったんじゃないかと思っている」。教室の生徒や家族・親戚から大きな反響もあった。「ブーンミもアピールしつつ、応援してくれる人たちの期待に応えられるよう、本番までにちゃんと体力作りして臨みたい」と準備に余念が無い。