首里城再建、技術的課題へWG 5、7日に初会合


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
10月の火災で焼失した首里城正殿

 首里城復元に向けた技術検討委員会(委員長・高良倉吉琉球大名誉教授)は個別の技術的課題を議論するワーキンググループ(WG)の第1回会合を5、7の両日、沖縄総合事務局で開催する。5日は彩色・彫刻WG、7日は防災WGと木材・瓦類WGを合同で行う。公開は報道機関のみで、いずれのWGも委員長は高良氏、委員は3人ずつで政府や県の担当者の協力員9人程度も加わる。

 各WGの委員は次の通り(敬称略)。

 【防災】小倉暢之(琉球大名誉教授)、関澤愛(東京理科大研究推進機構総合研究院教授)、長谷見雄二(早稲田大理工学術院創造理工学部建築学科教授)

 【木材・瓦類】伊從勉(京都大名誉教授)、田名真之(沖縄県立博物館・美術館館長)、涌井史郎(東京都市大特別教授)

 【彩色・彫刻】安里進(沖縄県立芸術大付属研究所客員研究員)、波照間永吉(沖縄県立芸術大名誉教授)、室瀬和美(日本工芸会副理事長)