熱で溶けたパイロン、欠けた大龍柱… 猛火の爪痕まざまざと 写真で見る首里城火災の現場


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 首里城の火災現場が4日午後、報道機関や首里地域の自治会関係者、観光関係者や設計・工事関係者に初めて公開された。御庭にはがれきや瓦、炭化した柱が残され、正殿など主要施設を飲み込んだ炎のすさまじさを見せつけていた。
 (写真・ジャン松元、高田佳典)

首里城火災について自治会関係者ら(左)に謝罪する国や県、沖縄美ら島財団の関係者=4日午後1時半すぎ、那覇市の首里城公園
発見された分電盤(手前)と出火場所とみられる付近(石段の後方)

奉神門が開門されるのを待つ自治会関係者ら
火災で欠けた大龍柱の頭部

火災の熱で溶けたスタンプラリー用のゴム印
御庭を歩いて見学する自治会関係者ら。奥にあるのは北殿

正殿前に設置され、火災時に作動した放水銃(右下)
火災で溶けたパイロン