東京パラリンピック聖火、沖縄16市町で採火 実施場所はここ


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 7日で開幕まで200日となる東京パラリンピック(8月25日開幕)。聖火リレー県実行委員会は6日、パラリンピック(8月25日~9月6日)前に行う、県内16市町による県聖火フェスティバルの詳細を発表した。

 同フェスティバルは8月13~21日の間に全国各地から火が集められ、8月25日の開会式へ届けられる。県内では10市、6町で行う。名護市では1964年の東京五輪の聖火リレーが行われた、聖火宿泊碑聖火台から、糸満市では平和祈念公園の平和の火から採火される。各自治体では独自に式典なども計画しているという。

 16市町で灯された火は、15日夕方、県庁前の県民広場で集火式を行い、今後決定する県の代表者が、開催年東京に向けて出立宣言を行うという。


<県内16市町の採火実施の詳細>
那覇市 8月13日 新垣家住宅登り窯 登り窯の中で火をたき採火
宜野湾市  15日 普天満宮 太陽光から採火
石垣市   15日 石垣市中央運動公園陸上競技場 太陽光から採火
浦添市   15日 浦添市役所中庭 太陽光から採火
名護市   13日 嘉陽の聖火宿泊碑聖火台 太陽光で種火を作り、嘉陽地区の聖火宿泊碑聖火台より採火
糸満市   13日 平和祈念公園 平和祈念公園平和の火から採火
沖縄市   15日 沖縄市体育館 調整中
豊見城市  15日 豊見城総合公園陸上競技場 たいまつの火から採火
うるま市  15日 勝連城跡 勝連城跡のウミチムン(火の神)にて火をたき採火
宮古島市  15日 漲水御嶽 採火線香を使って採火
金武町   15日 當山久三翁銅像前 たいまつの火から採火
嘉手納町  14日 【採火】町内各障がい者福祉事業所
         【集火】嘉手納ロータリー広場
         複数の福祉事業所にて普段使用している火から採火し、町内集火を行う
北谷町   14日 調整中 調整中
与那原町  13日 町内の瓦工場 瓦製造過程の火から採火
久米島町  14日 ソナミの烽火台 火錐具や火打ち石から採火
八重瀬町  15日 港川遺跡公園 調整中