防災や学習支援で大学と連携協定 宜野湾市、市民ニーズへの対応


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宜野湾市と沖縄国際大学の包括連携協力に関する協定書を締結する関係者=10日、市役所

 【宜野湾】宜野湾市の松川正則市長と沖縄国際大学の前津榮健学長は10日、多様化する市民ニーズに対応し地域活性化を図るため、市と同大の包括連携協力に関する協定書を市役所で締結した。これまで連携してきたひとり親家庭子どもの学習支援事業などのほか、防災対策など総合的に連携する体制を取る。

 市の協定締結は琉球大学に続き2例目、同大の協定締結は3例目で自治体とは初。松川市長は「市民の生活向上に努めていきたい」と話し、前津学長は「人材が育ち、双方が発展することを願う」と述べた。