大人への「頼み買い」防止でコンビニに要請 沖縄県PTA連合が呼び掛け


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沖縄ファミリーマートの棚原洋営業本部長(左から4人目)と県PTA連合会の下地イツ子会長(同5人目)=4日、那覇市曙の県PTA会館

 子どもたちがアルコールやたばこの購入を大人に頼む「頼み買い」の防止運動協力依頼セレモニーが4日、那覇市の県PTA会館で開かれた。出席した沖縄ファミリーマート、ローソン沖縄、セブン―イレブン沖縄の代表者らに、県PTA連合会の下地イツ子会長ら役員から、協力の要請と頼み買い防止を呼び掛ける店舗用ステッカーの配布が行われた。

 県PTA連合会では、2年前に県内で頼み買いが横行している現状が問題となったことをきっかけに同運動を開始した。下地会長は「ステッカーを店舗の入り口に貼り付けてもらうことで抑止力につながることを期待している」と述べた。

 コンビニエンスストア3社の代表らは今後、全店舗でのステッカー貼り付けを約束した。セレモニーでは、3社に合計600枚のステッカーが配布された。