陸上小中学生記録会、中学駅伝大会中止 イベントの延期も相次ぐ 新型コロナウイルス


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 新型コロナウイルスによる肺炎感染が沖縄県内でも発生したことを受け、競技大会やイベントの中止・延期が出始めている。

 沖縄陸上競技協会(國場馨会長)は17日、予定していた2大会の中止をホームページで発表した。15日に県医師会が大規模イベントの開催を控えるよう呼び掛けたことを受け、決定した。

 大会は22日に開催予定だった第24回小中学生春季記録会と、24日に予定していた第9回中学新人駅伝大会。同協会は「選手、関係者の健康と安全、安心を担保できないと判断した」と説明した。

 その他、スポーツ競技を通して交流を深める「第4回スポフェスイン沖縄」は4月25日の開催を予定していたが、感染拡大の長期化を考慮して延期した。新たな日程は12月上旬ごろを予定し、3月中に発表する見込みだという。2月23日に那覇市首里汀良町のJAおきなわ首里城下町店で開催予定だった支援イベント「ユースが考える首里城復興と解説、世界文化遺産首里城跡」(首里城復興支援会主催)は感染症予防を理由に延期となった。今後の開催日程は決まっていない。