ウルトラマンの金城哲夫さんの歩みを今に 21日から展示会


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来場を呼び掛ける仲座健太さん(前列右)と金城哲夫研究会の佐藤文彦さん(同左)、劇団「海」の団員ら(南風原町観光協会提供)

 【南風原】「ウルトラマンシリーズ」の脚本を手掛けた故・金城哲夫さん(1938~76年)の生前の資料や写真を展示する「金城哲夫展」が21~23日の正午から午後9時まで(23日は午後4時)南風原町立中央公民館で開催される。

 今回の展示では「帰ってきたウルトラマン」や「ウルトラセブン」などの特撮やアニメの脚本を手掛け、ことし1月に死去した県出身シナリオライターの上原正三さんの追悼展示も催される。

 また上原さんが金城さんについて語ったアーカイブ映像『金城哲夫の半生を後世に伝える 上原正三氏編』の一部と、上原さんが脚本を手掛けた『ウルトラセブン 第9話 アンドロイド0指令』も上映される予定。上映は21日と22日は午後1時と午後4時から、23日は午後0時30分から。

 22日と23日には南風原町民らでつくる劇団「海」が「金城哲夫のふるさと 沖縄・南風原町脚本賞」を受賞した近本洋一さんの原作をもとに舞台化した「くるがにぬゆ―鉄ぬ世―」の公演がある。21日午後7時からは劇団「海」の仲座健太団長と金城哲夫研究会の佐藤文彦さんによるスペシャルトークショーも町立中央公民館で開催される。

 「金城哲夫展」とスペシャルトークショーはいずれも入場無料。問い合わせは南風原町観光協会(電話)098(851)7273。