高校入試、新型肺炎で追試 沖縄県教育庁が特別措置 来月25、26日に学力テスト


この記事を書いた人 問山栄恵
沖縄県教育庁は新型コロナウイルス感染で高校受験できない生徒に対して別日程の受験日を設けることを発表した

 沖縄県教育庁は21日、3月4、5日に実施される県立高校入試で、新型コロナウイルスに感染またはその疑いがあり、同様の症状で当日受験できない生徒に対して、別日程の受験日を設けると発表した。
 
 当日、受験できない恐れがある場合は、2月28日~3月6日の間に中学校を通じて出願校に申し出る必要がある。3月25、26の両日に学力検査を行う。
 
 合否の判定基準は一般試験と同様。一般試験で定員を満たした場合でも、基準に達していれば合格できるとしている。合格発表は27日で、志願先の学校となる。別日程で不合格の場合は、二次募集の入試も別日程で設定する措置を取る。その場合は3月30日に志願書提出と面接を行い、合格発表は同31日とする。詳細は県教育委員会のHP(ホームページ)で確認できる。【琉球新報電子版】