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【宮古島】地元飲食店が考案した宮古島ならではの食材を使ったオリジナルメニューのグランプリを投票で決める「第3回宮古島うまむぬ杯」(同実行委員会主催)の決勝戦が16日、宮古島市平良のJTAドーム宮古島で開かれた。投票の結果、グランプリの市長賞には野原食堂(市上野野原)の「なまり節おにぎり」が選ばれた。
決勝戦は同会場で開催された「宮古島冬まつり」の中で行われた。今回のテーマ食材はなまり節。会場では島内46店舗の中から第1次予選を突破した8店舗の独自メニューをセットで販売した。100食限定の決勝メニュー販売ブースには長蛇の列ができ、購入した家族連れなどが舌鼓を打ちながら思い思いのメニューに投票した。
グランプリに選ばれた野原食堂の店員・川満ユキさん(66)は「すごくうれしい。応援してくれた皆さんのおかげ」と喜びを語り、「なまり節といえばおにぎりという発想しかなかった。今後定番メニューにするので、たくさんの人に食べてもらいたい」と笑顔を見せた。なまり節おにぎりはなまり節入りのみそが入ったわさび風味。大葉もトッピングして爽やかな風味に仕上げた。
準グランプリの商工会議所会頭賞には居酒屋くろべぇ(市平良西里)の「なまり節と青葱(あおねぎ)の極みT・K・G」、観光協会会長賞はたまご家おかん(市平良西里)の「宮古ぼっかけトマトうどん」がそれぞれ選定された。