社会

中部大学が「アオサがヒトコロナウイルスを抑制」のリリースを削除

 中部大学は25日、アーサ(アオサ、ヒトエグサ)にヒトコロナウイルスの増殖を抑える効果などが確認されたとしたリリースを削除した。学園広報部によると、外部から問い合わせがあり、世界的に拡大している新型コロナウイルスに効果があると、リリースの内容と違う形で受け止められているとしていったん掲載を取りやめた。今後の対応は学内で検討中という。

 インターネット上では、「(動物実験では)コロナウイルスすら使っていない研究」「表現があいまい」などの指摘が上がっている。

 リリースでは、ヒトコロナウイルスの効果を紹介し、構造が似ているという新型コロナウイルスへの効果については「期待している」と記していた。アオサのラムナン硫酸という多糖類が、ヒトコロナウイルスの高い抗ウイルス活性を示したと報告。ヒトコロナウイルスと同じ構造があるとしてA型インフルエンザウイルスを使ったマウスの感染実験では、抗体を増やす効果が確認されたと発表した。

 学園広報部は「新型コロナウイルスに効くというように、リリースの内容とは違うとらえ方をされていることがわかり、ホームページに載せたニュースをいったん取り下げている。学内の検討結果はまだ出ていない」と話した。



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