「元祖さんぴん茶」が世界遺産登録を応援 特別パッケージ3月に販売 1本あたり1円を寄付


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限定パッケージの「元祖さんぴん茶」をPRするポッカサッポロフード&ビバレッジの岩田義浩社長(左から2人目)と沖縄ポッカ食品・沖縄ポッカコーポレーションの坂巻幸夫社長(右端)ら=26日、那覇市泉崎の琉球新報社

 世界自然遺産登録を目指す本島北部のやんばる地域を応援するため、沖縄ポッカコーポレーション(那覇市、坂巻幸夫社長)は3月16日から5月末ごろまで、数量限定で特別パッケージの「元祖さんぴん茶」を販売する。

 特別パッケージは、ボトルの裏面にやんばる地域の観光地や生息する希少な生物を記載する。元祖さんぴん茶を製造する沖縄ポッカ食品は1990年に東村に設立され、ことしで30周年となる。1本当たり1円を環境保全活動に寄付する。

 親会社のポッカサッポロフード&ビバレッジの岩田義浩社長は「元祖さんぴん茶は地元の皆さんに愛飲してもらっている。世界自然遺産登録に向けて役に立ちたい」と述べた。坂巻社長は「ボトルを見て、北部まで行ってみようと思ってくれるとうれしい」と話した。