女子生徒の制服まくし上げて点検も… 肌着の色、16中学で規制 市議会で議員が問題視 「人権侵害のブラック校則」


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 那覇市内の17中学校のうち16校が夏服の肌着の色を規制していることが26日、分かった。同日開かれた市議会2月定例会一般質問で奥間朝順学校教育部長が古堅茂治氏(共産)の質問に答えた。古堅氏は「人権を侵害するブラック校則だ」と指摘した。奥間部長は「行き過ぎた校則は見直す必要があると考えている。現在、多くの学校において見直しを行っている」と述べた。市学校教育課は取材に対し「市が一律に(肌着などの規制を)禁止する形ではない。今の社会の状況に応じて、保護者の理解を得られるような形で校則を見直すよう通知している」と説明した。

 古堅氏は「『女子生徒が制服をまくしあげられ肌着の色を点検された』と私に怒りの声を寄せてきた保護者もいる」と訴えた。


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