差別の問題を社会に問い、解決に向けて人権が尊重される社会の実現を目指す第34回人権啓発研究集会(同実行委員会主催)が27日、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターなどで最終日を迎え、分科会などが行われた。分科会ではネット上での差別、女性や性的少数者らに対する差別の問題に詳しい有識者が登壇し、参加者らはあらゆる差別の解決に向けて認識を深めた。
分科会はコンベンションセンターのほか、那覇市の琉球新報ホールを含めた3会場で行われ、計9人の有識者が登壇した。
分科会1では社会学者の樋口直人徳島大准教授やメディア・アクティビストの津田大介さんらがネット上のでの差別やフェイクニュース、ヘイトスピーチに関する問題について講演した。