48議席に68人が出馬の動き 沖縄県議選告示まで3カ月


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沖縄県議会

 任期満了に伴う沖縄県議選(6月7日投開票)は5月29日の告示まで3カ月に迫った。定数48に対し、これまでに現職、前・元職、新人合わせて68人が出馬を決めたか、出馬に向けて準備を進めている。今年に入り、県内13の選挙区では候補者による事務所開きが相次いで行われるなど選挙戦に向けた動きが活発化している。2018年10月の玉城県政発足後、初の県議選で与党が多数を占めている議会勢力の行方が焦点となる。辺野古新基地建設問題に象徴される基地問題や経済振興、医療・福祉問題などが争点になりそうだ。

 県議会は現在、定数48(欠員2)のうち、与党が26、野党が14、中立が6となっている。出馬の意向を固めた68人の内訳は与党系36人、野党系23人で、中立は9人。

 現職は46人のうち40人が出馬する予定。残り6人は今期限りの引退を決めた。前職1人、元職4人、新人23人が出馬を決めたか、出馬を検討している。

 県内各党は既に公認・推薦を発表している。公認候補は自民19人、社民5人、公明4人、社大3人、共産7人、立憲民主1人。無所属の内訳は与党系19人、野党系5人、中立5人。