8日の国際女性デーに向け、琉球新報を含む一部の全国紙や地方紙、テレビ局、ウェブメディア10社は1日、共通の理念とハッシュタグを掲げ、短文投稿サイト「ツイッター」で一斉に発信を始めた。今回初の試みとなる。
8日は女性への差別撤廃と地位向上を考える日として、国連が定める「国際女性デー」。報道各社は、性差別やジェンダー平等に関する企画を展開するほか、ツイッターで共通ハッシュタグを付けて拡散し合う。
同じ問題意識を持つメディアがつながり発信することで、幅広い層に対し、女性を取り巻く問題について伝え、よりよい社会を目指すことが目的。
共通メッセージは、かつて政府が2020年までにリーダー層に女性を少なくとも3割にするという目標を掲げていたものの、実現していないことについて触れ「誰もが性別に関係なく尊重され、自由に生きられるように。メディアの枠を越えて手を取り合う」との思いを込めている。
ハッシュタグは「#メディアもつながる」「#手を取り合おう」「#国際女性デー」。
琉球新報、朝日新聞、毎日新聞、秋田魁新報、徳島新聞、TBSNEWS、バズフィードジャパン、ビジネスインサイダージャパン、ハフポスト日本版、Abema TVなどが、国際女性デーに関連したツイッターや報道を展開する。
一方、本紙ではセクシュアルハラスメントに関するアンケートをウェブで受け付けており、結果については8日をめどに報じる予定。アンケートの締め切りは3日まで。アンケートはこちら。
3月8日は国連が定める「国際女性デー」。女性への差別撤廃と地位向上を考える日です。琉球新報は8日に向け、誰もが自分らしく生きられる社会を目指し、紙面、Webで関連記事を掲載します。ハッシュタグなどで、県外メディアの女性デー企画とも連携します。