【一覧表付き】臨時休校中の子どもたちの居場所 図書館や児童館も休止 自治体は対応に追われる(3月4日時点)


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休校中も開放された学校に登校し、教諭の指導を受けながら自主学習に取り組む児童ら=3日午前、浦添市の仲西小学校

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、沖縄県内の34市町村の小中学校が4日までに休校となる。各市町村は児童を学校で受け入れるなど休校期間中も対応に追われている。一方で、公立図書館や児童館などの休館が相次ぎ、子どもの居場所は減っている。

 各市町村の図書館は休館するところや、開館するものの小中高生が利用できないところもある。館内での長時間の滞在を避けるため一部施設の利用や本の閲覧などを制限する図書館もある。

 児童館は、休校期間に合わせて休館措置を取る市町村がある。那覇市と豊見城市、南城市、南風原町は休校期間中も開館する。南風原町は24日まで開館時間を拡大する予定だ。那覇市と浦添市は、保護者の都合で自宅待機できない子どもなどを対象に個別に対応する。そのほか、子ども食堂や学習支援施設など一部の子どもの居場所でも休止の対応が取られる。

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