臨時休校中の児童、名護など4市町が新たに受け入れ 【一覧表付3月4日時点】


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 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため沖縄県内の小中学校が臨時休校する中、名護市、与那原町、八重瀬町、久米島町は4日、休校期間中に家庭や放課後児童クラブ(学童保育)で過ごせない児童の学校での受け入れを決めた。名護市は9~13日の午前8時15分~午後3時まで小学1、2年生を受け入れる予定。教室内で自習することを想定しており、昼食は持参する。担当者は「保護者の要望や留守番する子どものことを考えて対応を決めた」と話した。

 与那原町は5~13日の午前8時15分~午後3時まで小1~3年の児童を受け入れる。学童や児童デイサービスに通っていないことや4年生以上のきょうだいがおらず保護者や親戚で世話できないことなどが条件。

 八重瀬町は9~19日の午前8時15分~午後0時半まで、学童に入っておらず預け先のない小学生を受け入れる。中学生も個別相談に応じる。久米島町は6~13日の午前8時15分~午後3時まで小学1、2年生を受け入れる。体調に異常がないことや3年生以上のきょうだいがおらず、保護者が仕事などで面倒を見られないことなどが条件。

 また粟国村は、粟国幼小中学校を5~15日まで休校することを決めた。7日に予定されている小中学校の卒業式は、時間を短縮するなどして開催する。

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