津波古自治会が最高賞を受賞 みどり香るまちづくりコンテスト 植栽活動などを評価


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環境大臣賞受賞を報告する南城市津波古自治会の高江洲順達区長(左から3人目)、つはこ花さかす会の古堅苗会長(同4人目)=4日、県庁

 第14回「みどり香るまちづくり」企画コンテスト(環境省主催)で最高賞の環境大臣賞を受賞した南城市津波古自治会の高江洲順達区長とつはこ花さかす会の古堅苗会長、瑞慶覧長敏南城市長は4日、県庁に富川盛武副知事を訪れ、受賞報告を行った。

 コンテストでは、津波古児童公園を中心にイベントと連携した植栽活動を行うほか、植物を通じた教育ができる「みんなの庭」として機能させる企画を提出した。受賞者には賞状と副賞50万円が贈られた。

 高江洲区長は「構想を実現するために自治体を巻き込んで取り組み、魅力ある公園にしたい。美化運動が沖縄に広まればいいと思う」と語った。古堅会長は「活動を子どもたちにも見せて、津波古や南城市、沖縄県を守り育てていくような人材になってほしい」と話した。

 今後、区民に呼び掛け、4月ごろから津波古在来種の樹木などの植栽を始める。