いかつい男性が多く女性は少ない中、釣りを楽しんでいる女性たちがいる。釣り仲間のグループ、GFGの照屋江利子さんと玉代勢ますみさんのお2人。2月29日、がまかつから新しく発売されたデニオスの実釣会で慶良間諸島の黒島にある通称ベーベーにサポート役の秋田真吾さんと3人で渡った。
夜明け前に磯に渡ったが、釣り好きな女性2人は、おしゃべりが止まらない。あっと言う間に夜が明け、慌てて釣り開始。まき餌をまくと、40~45センチのイスズミやヒレーカーが集まってきた。潮に乗せて仕掛けを流すとすぐにウキが消し込まれ、竿(さお)が奇麗な弧を描いた。照屋さんが1・75号―530センチの竿、玉代勢さんが2号―500センチの竿を使用したが、細身のロッドは女性にも操作しやすく、魚のパワーにも余裕で耐え、45・5センチ・1・38キロのイスズミを筆頭に、40~45センチのイスズミや、ヒレーカー、イラブチャーなどがコンスタントに釣れた。
慶良間の磯を満喫した2人は「磯のフカセ釣りというと男性だけの釣りと思っている女性が少なくないが、最近のタックルの進化のおかげもあって女性でも楽しめる釣りなのでぜひ挑戦してほしい」と語った。丸沖つりぐ(電話)098(867)0458。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)