沖縄県議選「党の総力を結集し闘い抜く」 自民党の運動方針に 辺野古移設も推進


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 【東京】自民党は17日、党本部で開いた党大会に代わる両院議員総会で2020年度の党運動方針を採択した。今後行われる選挙として東京都や鹿児島など各地の都道府県知事選と並んで沖縄県議選を挙げ「勝利のために、党の総力を結集し戦い抜く」と強調した。

 外交・安全保障政策では「日米同盟を基軸とした諸外国との安全保障協力を強化する」とした。

 在日米軍の抑止力を維持しながら沖縄の基地負担軽減を実現するため「普天間飛行場の名護市辺野古への移設等を推進し、在日米軍再編を確実に進める」との方針を改めて示した。

 沖縄振興関連では「強く自立した沖縄」を国家戦略と位置付け、社会資本整備や子どもの貧困対策、北部振興、離島活性化などの諸施策を「総合的かつ積極的に推進する」とした。