社会

給食にビニール袋や小バエ混入も市は公表せず 18年から25件 保護者にも説明せず

 【南城】南城市教育委員会が、市の学校給食にビニール袋の一部や小バエなどが混入していたことを把握していながら「健康被害が生じない」「県が示している異物の基準に当たらない」として公表していなかったことが18日分かった。非公表件数は、2018年度から今年2月末時点までで25件。同日の市議会3月定例会一般質問で、上地寿賀子議員の質問に上原昇教育部長らが答えた。

 公表されなかったのは、小バエの混入1~2件、ビニール袋の一部とモズク網の繊維が1件ずつ、毛髪の混入―など。全て教職員と児童生徒が発見した。市教委への被害報告はない。市教委は混入物について、答弁では当初「豚、チキンおよび牛の骨、米ぬか、毛髪など」と答えていたが、上地議員が質問を重ねる中で小バエなどの混入があったことを明らかにした。

 学校給食に異物が混入していた場合は、県教育委員会保健体育課に報告する義務がある。

 市教委は「異物混入の発生から原因究明までに日数を要した」などとして報告せず、保護者にも説明していない。



関連するニュース







  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス



  • 会員制サービス






  • 他のサービス