「大好きな海で思いのままシャッター切った」 水田咲貴子さんの作品が大臣賞


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大臣賞を受賞した「夏のソーダ水」(内閣府提供)

 【東京】衛藤晟一沖縄担当相は17日の閣議後会見で、内閣府が運営するインターネットサイト「OKINAWA41」で募集した2019年度の写真コンテストの結果を発表した。1860件の応募の中から、大臣賞には水田咲貴子さん(27)=宮古島市=の「夏のソーダ水」が選ばれた。

 同時に発表されたかりゆしウエアのデザインコンテストでは、デイゴの花やヤンバルクイナ、八重山ミンサーの柄を配した糸洲綾音さん(19)=与那原町=の「沖縄の魅力」が選ばれた。

 水田さんの作品は宮古島市池間島北方にある「八重干瀬」で撮影した。水田さんは「大好きな宮古島で、大好きな海で、思いのままにシャッターを切った」とし、受賞を機に「美しい海を未来に引き継いでいきたい」とコメントした。

OKINAWA41コンテストの大臣賞を発表する衛藤晟一沖縄担当相(左)と内閣府の新崎由乃さん=17日、内閣府 ※注:新崎由乃さんの「崎」は、「大」が「立」の下の横棒なし

 糸洲さんは「(沖縄の)植物や生き物、伝統文化といった、さまざまな目線から見た沖縄の良さを詰め込んだ」と思いを寄せた。

 衛藤大臣は写真について「海と空の青が入り交じった沖縄を象徴する写真だ」と強調した。

 かりゆしウエアについても「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の世界自然遺産登録に向けた取り組みが進む中「時宜を得た一番いいデザインだ」と評価した。