市有地売却の契約を締結 石垣陸自


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 【石垣】石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画を巡り、市は19日、計画地にある市有地約22・4ヘクタールのうち、約13・6ヘクタールについて沖縄防衛局と売買契約を締結した。売却額は約4億1770万円(立木補償額含む)。残りの約8・8ヘクタールについては近く賃貸借契約を結ぶとしている。

 市有地売却について市議会は2日の本会議で、与党の賛成多数で同意した。市は売買・賃貸借契約を年度内に締結する方針を示していた。中山義隆市長は取材に「工事では騒音発生などで周辺住民に迷惑が掛からないように配慮して進めてもらいたい」と述べた。