沖縄リゾートウェディング協会と県環境科学センター、沖縄総合事務局は、リゾートウエディングの際に排出される二酸化炭素(CO2)量を埋め合わせるカーボンオフセットサービスの「サンゴウェディング」を開始した。カーボンオフセットは、企業などからCO2削減量を購入することで、CO2削減の取り組みを支援する仕組み。
サンゴウェディングは、挙式するカップル2人分の排出量1トン分を県内企業から購入する。料金は2万2千円。地球温暖化防止への貢献証明書も発行される。ほかに環境保全や子どもの居場所支援、首里城再建などの活動への寄付も選べ、同協会の会員企業の商品を記念品として贈呈する。
同協会の上地明彦事務局長は「景色の良いビーチがなくなってしまったらリゾートウエディングは成り立たない。ブランド価値を上げるためにも取り組みを広げたい」と話した。