リゾ婚でCO2削減!? スタートした「サンゴウェディング」とは…


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「サンゴウェディング」をPRする沖縄リゾートウェディング協会の上地明彦事務局長(中央)ら=6日、那覇市泉崎の琉球新報社

 沖縄リゾートウェディング協会と県環境科学センター、沖縄総合事務局は、リゾートウエディングの際に排出される二酸化炭素(CO2)量を埋め合わせるカーボンオフセットサービスの「サンゴウェディング」を開始した。カーボンオフセットは、企業などからCO2削減量を購入することで、CO2削減の取り組みを支援する仕組み。

 サンゴウェディングは、挙式するカップル2人分の排出量1トン分を県内企業から購入する。料金は2万2千円。地球温暖化防止への貢献証明書も発行される。ほかに環境保全や子どもの居場所支援、首里城再建などの活動への寄付も選べ、同協会の会員企業の商品を記念品として贈呈する。

 同協会の上地明彦事務局長は「景色の良いビーチがなくなってしまったらリゾートウエディングは成り立たない。ブランド価値を上げるためにも取り組みを広げたい」と話した。