Bリーグ全試合中止 キングス西地区優勝


この記事を書いた人 Avatar photo 米倉 外昭

 バスケットボール男子のBリーグは27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今季の残りのレギュラーシーズンや年間王者を決めるチャンピオンシップ、1部(B1)と2部(B2)の入れ替え戦など残り全試合を中止すると発表した。今季優勝チームはなく、各地区の順位が確定した。琉球ゴールデンキングスは27勝14敗で3季連続の西地区優勝となった。

 B1からB2への降格はない。B2は勝率上位2チームが4月に行われる審査を経て、B1クラブライセンスが交付されれば昇格する。来季の2020~21年シーズンはB1は20チーム、B2は16チームで争う。

 ウェブ上で記者会見した大河正明チェアマンは「情勢は日に日に悪くなっている。選手やコーチ、クラブ関係者の心身の健康を最優先した」と説明した。Bリーグは新型コロナ感染拡大の影響でリーグ戦を約2週間中断。14日に無観客で再開したが選手らの発熱で再度中断し、4月4日からの再開を目指していた。