「部隊率いる能力失った」 ヘリ中隊の中佐を解任 在沖米海兵隊の司令官公表


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米軍普天間飛行場

 【中部】在沖米海兵隊第1海兵航空団のクリス・マックフィリップス司令官は3日までに、「部隊を率いる能力に対する信頼と信用を失った」として、米軍普天間飛行場を拠点とする第466海兵軍ヘリ飛行隊のアンドリュー・ミルズ中佐を解任したと公表した。

 解任理由は不明。第1海兵航空団は本紙の取材に対し「内部規定として、調査中の案件や軍内部の運営上に関わる案件について詳細を明かすことはできない」としている。

 第466海兵軍ヘリ飛行隊は米カリフォルニア州のミラマー海兵隊航空基地所属だが、巡回配備される部隊展開計画に基づき現在は普天間飛行場に配備されている。

 今年2月に読谷村沖合に鉄製の標的を落下させたCH53E大型輸送ヘリコプターを擁する。