牧志公設市場がきょう一部再開


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第一牧志公設市場=4日、那覇市松尾

 沖縄県那覇市の第一牧志公設市場の従業員が新型コロナウイルスに感染し、同市場が自主的に臨時休業している件で、市場組合と市は9日協議し、10日から営業を一部再開することを決めた。準備ができた事業者から営業を始め、18日には全体の再開を目指す。

 市と組合は従業員の感染が確認された4日、独自の判断で2週間程度休業することを決めた。ウイルスの潜伏期間が2週間とされていることを参考にしたという。だが農林水産省が「一般的な衛生管理がされていれば、感染者が発生した施設で操業停止や食品廃棄は必要ない」としていることなどを踏まえ、9日に最後の消毒を行った。

 仮に今後、市場関係者が感染した場合は感染者が発生した店舗を消毒するが、一斉休業は行わない。