釣り好きな親戚4人と3月29日、慶良間沖に泳がせ釣りに出掛けた與儀邦彦さん。午前5時45分に那覇北マリーナから正丸で出船した。まずは餌となるムロアジを狙った。移動するムロアジの群れを探し出し、群れの棚までサビキを下ろすとブルブルと竿先が震え、丸々と太ったムロアジが釣れた。1時間半ほどで30~40匹のムロアジを釣ると、水深150メートル程の大物ポイントに移動。ムロアジを餌にして仕掛けを下ろすと13キロを筆頭に8キロ前後のカンパチがコンスタントに釣れた。
午後3時になって、カケアガリなので根掛かりに注意してとの船長からアドバイスがありすぐに與儀さんの竿が大きく曲がった。一瞬、根掛かりかと思ったが、掛かった魚が10メートルほど走った。その走りはカンパチとは違う引きで、與儀さんは、アーラミーバイだと確信した。過去にもアーラミーバイの55キロを釣った経験を持つ。
根に入り込まれないように、強引にリールを巻いて魚を根から引き離した。根から引き離すと時々抵抗はするが徐々に魚を浮かす事ができた。5~6分後、水面に近くなると、魚が勝手に浮いてきて、目の前に大きな魚が浮いた。これが與儀さんにとって2番目の大物となる136センチ、41・4キロのアーラミーバイだった まさ丸(電話)090(3792)4056
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)