キングスがコロナ防止策へ寄付 「少しでも貢献できたら」 沖縄市に100万円


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桑江朝千夫沖縄市長(左)に寄付目録を手渡す沖縄バスケットボールの木村達郎社長=13日、沖縄市役所

 【沖縄】プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは13日、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策に使ってほしいと、ホームタウンの沖縄市に100万円を寄付した。沖縄市役所での贈呈式で、運営会社の沖縄バスケットボールの木村達郎社長が桑江朝千夫市長に目録を手渡した。

 Bリーグは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月末に今シーズンの全試合の中止が決定。その後、キングスが市に「チームとしてできることはないか」と働き掛け、具体的な支援内容について調整していた。沖縄市が調達するマスクの購入資金の一部に充てられる。

 木村社長は「ホームゲーム開催のご支援をいただいているので、今回は少しでも市民に貢献できたらと思う」と語った。桑江市長は「温かい志に感謝したい。子どもたちの予防のためのマスク配布などに使いたい」と感謝した。

 キングスは沖縄市が市民に外出自粛を呼び掛ける「おうちにいましょう」の取り組みにも賛同し、主将の田代直希が市の公式フェイスブックにメッセージを寄せている。