新型コロナウイルス感染拡大で外出自粛が続く中、沖縄県出身の歌手が公式のSNS(会員制交流サイト)や動画配信サイトを通じて「ステイホーム(おうちにいよう)」「コロナに負けるな」などと呼び掛け、音楽やメッセージで視聴者を勇気づけている。
ラテンバンド「ディアマンテス」のアルベルト城間さんは10日、動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」で「QUEDATE EN TU CASA(家にいなさい)」を公開。アルベルトさんの故郷であるペルーに向けて発信したもので、スペイン語で歌う。動画は日本語訳が付いており、陽気なリズムに乗せてメッセージを届ける。
うるま市出身のバンド「HY」は11日、インスタグラムとLINEの公式アカウントでリレー形式の配信ライブを開催した。仲宗根泉さんは「暗い世の中だけど心は明るく。あなたが笑っていれば、誰かの光になる」。新里英之さんは「コロナに負けないで心を一つにして乗り越えていこう」とコメントし、ファンを励ました。
公式フェイスブックで配信ライブ「民謡ハウス なかそね」を催した民謡歌手の仲宗根創さんは12日、ファンと約2時間交流した。「行きたい所もあるが今はおうちにいて自分や相手を守ろう」と呼び掛けた。